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  • 英国流 持続可能なまちづくり・住まいづくりシンポジウム 7/2(水)

  • 英国流 持続可能なまちづくり・住まいづくりシンポジウム 7/2(水)

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 住宅改良開発公社は、1955年に設立され、これまでその時々の経済・社会の状況や住宅事情に応じて住まいと住環境の改善に取り組んで参りました。現在は、住宅金融支援機構や民間金融機関による賃貸住宅融資に係る保証を中心として、他に賃貸住宅の管理・経営などの事業を実施しております。
 このたび、これからの賃貸住宅を考える「あしたの賃貸プロジェクト英国版」として、100年以上活用できる賃貸住宅経営のビジネス・モデル構築の基礎資料を得ることを目的に、「なぜ、英国のまちや住まいが100年以上持つのか」を紐解く調査研究を行いました。その成果をご紹介するとともに、日本における持続可能なまちづくり・住まいづくりの先進的な取り組みのご講演をいただきます。
 本シンポジウムが持続可能な住まいやまちづくり、そして、コミュニティづくり、自分らしく暮らせる賃貸住宅づくりの議論に、少しでも寄与できれば幸いです。
 今後も、みなさまのニーズに応える事業展開を図り、住生活の安定と向上に貢献して参りますので、引き続きご指導ご鞭撻のほど、なにとぞ、よろしくお願い申し上げます。

プログラムプログラム

13:30

13:40
主催者挨拶
13:40

13:50
イントロダクション

英国流に学ぶべきものとは?

写真:松本 眞理

松本 眞理

一般財団法人住宅改良開発公社 住まい・まち研究所 所長

千葉大学工学部建築学科卒業、法政大学大学院経営学専攻修士課程修了。住宅金融支援機構で主に賃貸住宅融資を担当。2018年より、住宅改良開発公社住まい・まち研究所長。一級建築士、経営学修士、カラーコーディネーター一級。

英国の住宅着工戸数は日本の約1/5、英国の既存住宅の取引件数は、日本の6.2倍、そして、住宅問題はいつも重要な政策課題として議論され続けている。歴史あるものを愛する国民性とともに、合理的な対応方策についても学びたい。

13:50

14:20
第1部

日本での持続可能な
まちづくり・住まいづくりの取組事例

写真:福田 浩司

福田 浩司

旭化成ホームズ株式会社 マーケティング本部 集合住宅事業推進部 部長

1993年4月、旭化成工業(株)入社、住宅事業部に配属。神奈川で18年間、集合住宅請負の営業を担当。2010年以降、集合住宅の広告宣伝、販促、商品開発等のマーケティングに携わり、現在は全社の集合住宅事業の推進を図る役割。

元気なシニア向け賃貸住宅『へーベルVillage』のご紹介

高齢者やその子世帯からも支持されている、シニアの自立した暮らしを応援する賃貸住宅、「ヘーベルVillage」をご紹介します。
今後、ますます増えると予想される「元気な高齢者」に向けて、旭化成ホームズでは、上質で安心・安全に加え、健康延伸にもつながる住まいを追求し、高齢化社会に貢献する賃貸住宅を提供していきます。

写真:河内 毅文

河内 毅文

大和ハウス工業株式会社 東京本社 リブネスタウン事業推進部 戦略企画グループ 主任

2010年4月、入社。主に戸建住宅地の開発事業に携わり、企画、設計、工事監理業務に従事。2017年10月より2年間、一般財団法人建設経済研究所に出向。
2021年4月より現職に勤務し、当社が開発した郊外型住宅団地「ネオポリス」の再耕プロジェクトに取り組んでいる。

まちを「再耕」するリブネスタウンプロジェクト

高度経済成長期、全国各地に開発された郊外型住宅団地は、少子高齢化や人口減少、空き家などのさまざまな社会課題に直面しています。大和ハウスグループが目指すのは、その土地に根付いた文化や暮らしといった「まちの個性」を尊重し、その魅力を高める「再耕」のまちづくりです。そこに暮らす方と共にまちの「今」を学び、感動と喜びを分かち合う取り組み「リブネスタウンプロジェクト」について発表します。

写真:熊谷 一義

熊谷 一義

パナソニック ホームズ株式会社 街づくり事業部 プロジェクト推進部 室長

戸建・マンション分譲・アセットの設計・監理、事業用地開発に携わる。現在は、『想像を超えたくらし』・『健幸と生涯活躍の街』の実現を目指した新たな街を地方創生のモデルとすべく、44団体が参画する「アップデートシティ協議会」にプロジェクトマネージャーとして参加。

Fujisawaサスティナブル・スマートタウンの取組み

「100年先も進化し続けるまちづくり」、それがパナソニックの進める”サスティナブル・スマートタウン”である。パナソニックの藤沢工場跡地に開発されたFujisawaサスティナブル・スマートタウンは2014年に街びらきしてから7年が経過し、すでに2000名を超える住人が暮らす街となった。
まちの機能とサービス、まちを進化させる取組について紹介。

14:25

16:10
第2部

なぜ、英国のまちや住まいは
100年以上活用され続けるのか

14:25

15:15
講演1
講演1

英国流 都市デザイン・所有形態・住宅市場の流通

写真:大塚 紀子

大塚 紀子

ILS Research gGmbH 上席研究員

竹中工務店大阪本店勤務後、1997年に英国ヨーク大学にて建築学の修士号、2004年、オックスフォード・ブルックス大学にて都市デザインの博士号を取得。英国やスイスでの大学勤務を経て、2018年よりドイツ、ドルトムントのILSリサーチで上席研究員として勤務。大阪大学特任講師、一級建築士

英国の住宅市場と都市デザインの関連性を明らかにするために、100年前に開発されたレッチワース田園都市と、その進化型であるビスター・ヘルシータウンを紹介する。その後、住宅の所有形態と流通の仕組みが100年住宅の売買を促す住宅市場をいかに支えてきたかを解説し、住宅を長期に使うことに貢献してきた都市計画と住宅市場の役割を明らかにする。英国の事例が、日本における持続可能な住宅開発と街づくりに、どのようなヒントを与えるのかを考える。

15:20

16:10
講演2
講演2

英国流 集合住宅の成り立ち、素材、施工方法

写真:漆原 弘

漆原 弘

Urushibara Architecture and Consultancy 代表

早稲田大学建築学科大学院修士課程終了後、SKM設計計画事務所/近代建築研究所勤務。1999年、英国ヨーク大学で博士号取得。その後、アイルランド、英国の設計事務所勤務を経て、2019年にUrushibara Architecture and Consultancyを設立。一級建築士、王立建築家協会会員、英国政府登録建築家

英国の集合住宅が改装やリノベーションを通して、どのように100年以上使われ続けているのかを、集合住宅の成り立ち、素材、施工方法から実際の事例を通して解き明かし、さらに、持続可能な開発を目指した最新の英国の集合住宅の事例を紹介する。英国の事例から、日本における持続可能な集合住宅開発のための、改装やリノベーション、コンバージョンを通して長期に集合住宅を使うための課題や、そのための施工方法や素材などに対するヒントを考える。

16:20

16:50
質疑応答

視聴者のみなさまからお寄せいただいた質問に、
講演者が生で回答させていただきます。

フォトギャラリーフォトギャラリー

  • 写真:フォトギャラリー

    レッチワース・ガーデンシティ
    (Letchworth Garden City)

    エベネザー・ハワードが提唱した「田園都市」の理念に基づいて1903年に建設が始まった、世界初の田園都市。

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    バウンダリー・ストリート住宅団地
    (Boundary Street Estate)

    ロンドン市の建築課の設計による、英国で最も古い公営住宅団地(1902年完成)。

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    ビスター・ヘルシー・ニュータウン
    (Bicester Healthy New Town)

    NHSイングランド(国営医療サービス)が開発を主導した医療・健康・コミュニティに主眼を置いた住宅団地。

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    シプトン・ハウス(Shipton House)

    1950年代の集合住宅の一部がコミュニティ・センターと高齢者向け住宅に改装され、住棟部分の色ガラスを使用したカーテン・ウォールは、認知症住民のプライバシーを確保するデザインとして高く評価された。

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開催概要
開催日時 2022年7月20日(水) 13:30 – 16:50
開催方法 YouTubeによるライブ配信予定
主  催 一般財団法人 住宅改良開発公社
後  援 独立行政法人 住宅金融支援機構 
一般社団法人 プレハブ建築協会
参加費 無料(事前登録制)
諸注意
  • ●事前にご登録をお願いいたします。
  • ●お申し込みの締め切りは7月19日(火)24:00までとなります。
  • ●参加費は無料ですが、視聴にかかるデータ通信料は自己負担となります。
  • ●お申し込み後の流れ:後日、ご登録いただいたメールアドレスに視聴用URLを お送りいたします。
    開始時間の10分前を目途にURLにアクセスをお願いたします。
  • ●内容は予告なく変更となる場合があります。あらかじめご了承ください。