あしたの賃貸プロジェクト
第2回シンポジウム開催
参加費無料(事前登録制)
自分らしく暮らせる住まいを実現させるため、賃貸住宅に何ができるのか、どうサポートしていくのかを
考えて行動する「あしたの賃貸プロジェクト」の第2回シンポジウムを開催いたします。
今回は、賃貸住宅の社会における役割を見つめ直し、「賃貸住宅の可能性を広げる」をテーマに、賃貸
住宅やまちづくりの分野でご活躍されているリーダーの方々からご講演をいただきます。
賃貸住宅オーナー、事業者、研究者など賃貸住宅に関わる多くの方々とともに考え、行動してまいります。
生亀 孝志
一般財団法人住宅改良開発公社 理事長
社会における賃貸住宅の役割を深く見つめなおし、賃貸住宅のオーナー、入居者、事業者の方々にとっての「賃貸住宅の可能性」をみなさまとともに考えていきたい。
大月 敏雄
東京大学大学院 工学系研究科建築学専攻 教授
賃貸住宅は、単に住宅すごろく上の「郊外庭付き一戸建て住宅」という「上がり」に到達するまでの、人生前半部分の仮の住まいという位置づけ以上の価値を、今の社会で発揮しつつある。かつてよりずいぶん幅の広い人生のシナリオが展開する中で、効果的に賃貸住宅を利用することで、より豊かな生活を実現できる可能性が見えてきた。
松本 眞理
一般財団法人住宅改良開発公社 住まい・まち研究所 所長
あなたは、何回お引越しを経験しましたか?納得のいく住まいを見つけることができましたか?アンケート結果より、わがままなニーズにも、切実なニーズにも応えることができる賃貸住宅の方向性を探る。
14:20 ▶ 15:00
山本 遼
株式会社R65 代表取締役
孤独死や認知症、家賃の不払いに対する不安から、賃貸住宅を借りにくい高齢者。一方で、現在は400万人の方が賃貸住宅を借りています。賃貸住宅の品質が上がり、終のすみかという見方が強くなった賃貸住宅。いくつになっても賃貸住宅に住み続けられるために、私たちができることについてお話しします。
15:00 ▶ 15:40
田中 陽三
大阪府住宅供給公社 経営管理部住宅経営課 団地イノベーショングループ長
泉北ニュータウンの茶山台団地では、公社が民間事業者などとのパートナーシップを深めながら、住民との共創、賃貸住宅の「非常識」への挑戦、積極的な情報発信といったアプローチで団地再生事業を進め、大きな成果につなげている。「響きあうダンチ・ライフ」のコンセプトの下、ハードとソフトの両面から進めるさまざまな再生に向けた取り組みを紹介する。
15:40 ▶ 16:20
福田 和則
株式会社エンジョイワークス 代表取締役
良い賃貸住宅の定義は、オーナーと住人で異なることはままある。供給されたもののなかから、住人が選ぶという一方通行の流れもこれまでの常識だ。この両者の関係性を見つめ直すことは、より良い賃貸住宅、より良いコミュニティづくり、より良いまちづくりに繋がり、「その人らしく暮らせる」ことを実現する近道かもしれない。
視聴者の皆さまからお寄せいただいた質問に、
講演者が生で回答させていただきます。
開催日時 | 2021年12月3日(金) 13:00 – 17:00 |
開催方法 | YouTubeによるライブ配信予定 |
主催 | 一般財団法人 住宅改良開発公社 |
後援 | 独立行政法人 住宅金融支援機構・一般社団法人 全国住宅供給公社等連合会 |
参加費 | 無料(事前登録制) |
お問い合わせ
一般財団法人 住宅改良開発公社 住まい・まち研究所
TEL:03-3237-7411(代)
E-MAIL:hid_001@kairyoukousya.or.jp